沖縄で忘れてならない日。

まずは昨日の5月15日。
1972.5.15ですね。
沖縄の人は本土復帰と言いますが、沖縄返還と言ったり、沖縄日本復帰とも言ったり様々です。

沖縄は琉球王国だった事だけではなく、沖縄の人は戦後すぐに日本ではなくアメリカの統治下にあり長年ドルを使い車も右側通行だった為、沖縄と日本は別という考えの人…特にお年寄りが多いのだと思います。

この本土復帰の時にドルから円に変わりましたがレートが1ドル約360円だったとか。

また、本土復帰から6年後1978.7.30ですね。
「ナナサンマル」と言いますが右側通行から左側通行に変わった日です。
慣れておらずど忘れして右側走る人も多々いたらしく、祖母もその一人でお酒飲んだから迎えに来て、と言う祖父を子どもと一緒に車で迎えに行ったそうです。

行きは左側走っていたそうですが、帰りに酔った祖父を拾って今まで通り右側走って自分の子どもに「危ない」って言われ左側を走ろうと車をUターンさせたと同時に半ドアだったのか、泥酔の祖父が車から投げ出されそうになり必死に右手で掴まえた、話を祖母からよく聞きます。

って事はやっぱり車も左ハンドルだったのか、とアメリカ名残を感じたり、祖父母健在で良かったと思ったり…。

そんな祖父母はまだバリバリで運転します。
たまに年齢を忘れてしまいそうなくらい元気で嬉しい限りです。

最後に1945年6月23日の慰霊の日が最低限忘れてはならない日だと思います。牛島満氏が自決したと言われる日で、沖縄のカレンダーでは公休日で学校も休みになります。
テレビ番組は戦争関係特集です。
12時には黙祷をします。
戦争を繰り返してはならず、平和を祈る。