佐藤ママvs尾木ママ(バイキング)。
たまたま早く帰宅してテレビつけたら「バイキング」がやっていたので見ていたら教育についてのそれぞれの考え方を述べていました。
子ども3名を東大理Ⅲに進学させた佐藤ママ。
基本的に「受験」第一思考で、お手伝いはしなくてよい、勉強は一緒になどの考えを持っているらしい。
本当に「勉強」面しか見ていないなぁ、と思いました。
それに対して教育評論家である尾木ママ。
お手伝いは週1でもさせた方がよい、勉強は一人でのやり方を教える、支援するという考え方。
私は「教育」の面で考えて尾木ママ派ですね。
「教育」というのは勉強の面だけではありません。
いい大学に進学しました、いい企業に就職しました、で人生は決まりません。
(と言っても自分の学歴を気にしている私ですが。)
その後、親がいなくても自力で生きていけるか生活面や行儀などの礼儀含め教えなくてはならないのが「教育」です。
実際、「生涯教育」という言葉があります。
佐藤ママの「教育」は勉強はできるけど、独り立ちが難しい気がします。
家に帰宅してご飯あるのが当たり前、筆箱の中の鉛筆はいつも削られているのが当たり前だと、大人になっても洗濯物も干せない、たためない、食器も洗えない、買い物もしないから世の中の財政状況を見ることができない、ということに繋がりそうで。
結婚しても相手が全てやってくれるとか思いそうな…。
教育っていつの時代も論争絶えないですね。
私が一番怖い子どもに関する話は中世のヨーロッパですね。
その時代は子どもイコール小さい大人、という考えでした。
夜はみんな出かけたいですが、特に赤ちゃんを置いて出かけたらどうなるか分かりません。
なので、赤ちゃんをどこにも行かないように宙にぶら下げ、麻薬を与えて泣かないようにしていたそうな…。
まぁ、江戸時代までの日本も「おかえし」という考えで7つまでの子…女の子や障害を持った子(special child)を土に埋めたり、川に投げたりして息の根を止めて天に還したそうな…。
そういう時代もあったけど、佐藤ママも尾木ママも「子どものことを考えている」というのが見えています。
それが一番ですね!